Wood Program / 北欧の国フィンランドで木造建築

Moimoi. どうも、Taichiです。 森と湖の国ことフィンランドから、建築やデザイン、留学、教育など幅広い分野に首を突っ込んでいきます。

トビタテ留学 良い計画にする為に

Moimoi.

どうも、Taichiです。

 

2017年2月12日現在、トビタテ7期が募集中で締め切りが3月3日までです。

あなたが応募しようとしているものの締め切りはいつですか?

準備は早くするに越したことはありません。

今日はその準備の話。

 

トビタテ最初の関門である一次審査、ここで落とされる人は少なくありません。
とはいえ、準備さえすれば難しくはないと思います。どういう風に準備すればいいかを解説していきます!

 

 

まず始めに一次審査とは、専門家による計画の審査です。

各分野の専門家が計画を見て、実現不可能なもの、あるいは出資するにふさわしくないものを弾き飛ばしていきます。

僕の場合は木造建築ですから、建築の専門家が審査したはずです。

専門性の高い計画の場合、ここでちゃんと詰めておかないと落とされる可能性が高いです。

 

その次にトビタテで重視されていることは何かを理解しておかなくてはなりません。

そしてそれはズバリ

やる気と

実現可能性と

トビタテがあなたに出資するメリットです。

 

やる気とは即ち、あなたがどうなりたいか、どうありたいかです。

何をしたいかだけでは弱いです。「で、それを実行してどうするの?」という質問が飛んできてもホームランで打ち返せるくらい、自分の将来の展望が見えてなければ、十分とは言えません。

なかなか難しいですが、1人で考えて決まるものではないと思うので、本を読んだり人と話したりして、どうありたいのかを考えましょう。

 

実現可能性とはそのままの意味です。お金は援助してもらうわけですから、それ以外のこと。

例えば受け入れ先機関の信頼性とか、実践活動を実現する為に具体的にどう動くかとか。もし計画が狂った場合のバックアッププランも必要不可欠です。「予想外のことが起きたので何もせずに帰ってきました」となっては、出資する側からしたら金をドブに捨てたようなものです。

 

出資するメリットとは、「私の留学はこんな風に人の役に立ちます」と分かりやすくアピールすることです。

直接人を救うプロジェクトもあれば、そうでない基礎研究などもあるでしょうが、前者が有利で後者が不利なんてことはありません。ここでも、自分がどういう風に人の役に立ちたいのか、それを自分でハッキリイメージ出来ているかが大切です。

 

 

結局、自分の計画に自信が持てなければ通るはずありませんから、将来像をハッキリさせることが一番の近道だと思っています。小手先のテクニックじゃない。
「トビタテを目的」とした計画は例外なく弾かれるでしょう。トビタテからお金をもらって、留学した先に何があるのか。そこがハッキリ見えるような計画でなければいけません。

ここまで読んだ方は「一体どれくらいの準備期間が必要なんだ…」という疑問が浮かんでいるかと思います。
僕は大体2ヶ月ほど掛けました。とにかくダメダメな状態の計画書をなるべく早く作って、いろんな人に見せて突っ込まれて議論して考え直してまた作り直す。そのサイクルを重ねれば重ねるほど良い計画になるんではないかと思います。

 

では。