無印のテーブル
Moimoi.
どうも、Taichiです。
初めて木について書きます。
無印でこんなテーブルを見つけました。
これ、中が空洞になってるんですけどなぜこんな風になっているのでしょうか。わかりますか?
木という材料はすべて丸太からできます。当たり前ですよね。
ではここから水平垂直まっすぐな材料を取ろうと思ったら、どうなるでしょう。
どうしても周縁部に半端な部分が出てきてしまいます。これらは通常処分するしかないのですが、それではもう一度例の机を見てみましょう。
そうです、この不思議な菱形の空洞は意図して開けたものではなく、木の年輪に沿ってできた物だったのです。そしてこちらの四角の溝ですが、木は外側のほうがより反りやすいという性質があるため、ここに溝を作ることで反りを防ぐことができるんですね。
何気ない木のテーブルですが、ここには無印の森林に対するする配慮が、そしてそれをデザインに落とし込んだ工夫が見られます。
樹木は数十年かけてやっと材料として使えるものになります。そんな木材を余すことなく、そして長く使い続けることは必要不可欠なんですね。
最近無印に遊びに行くことが増えたのですが、また少し好きになってしまいました。
では。