森のようちえんをクラウドファウンディングで支援 / 家族との付き合い方・伝え方
Moikka.
どうも、Taichiです。
自然保育!森のようちえん園児の為の園舎を作りたい!(内田幸一(うっちゃん)) - クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
森のようちえんを存続させるためのクラウドファウンディングを支援しました。
森林再生のためには、建築家や林業家の努力だけでは足りません。一般の方々の木に対する想いが必要です。だから木育や自然保育は日本の山のことを考えると、必要不可欠なのです。僕は直接子供達に木の素晴らしさを教える機会がないので、この保育園を支援します。
さて、本題はこのクラウドファウンディングではなく、小一時間前僕に起こった出来事。
支援額を一万円にするか三千円にするか迷いました。できれば一万円がいいけど、そんなに安い額じゃない。一人だと高いなら何人かで出せばいいじゃない、と思い母に「ちょっとこれ読んでみて。この保育園のクラウドファウンディング、支援しない?」そう話しかけた瞬間…
「いやー!嫌嫌イヤイヤ!!」
なんなんその拒絶、いやいや何回言うねん。「支援」とか「クラウドファウンディング」って言葉が胡散臭く感じたんでしょうか。文章を読みもせず全力拒否。僕は物事を知ろうともしない母に呆れと怒りを感じてその場をすぐに立ち去りました。
伝え方が悪かったんだろうか。もっと時間をかけて話をすべきだったんだろうか。
日頃の行いが悪いんだろうか。もっと真面目に振舞っていれば話を聞いてもらえたんだろうか。
家族と真面目な話をするのが苦手だ。別に家族仲が悪いわけじゃない。ただ、人には見せない部分を家族には常に見せている。唯一、人目を気にせず接していられる人だからこそ、わかってもらえない部分があるんだと思い始めている。
でも、本当に大事なことを世の中に広めようとするとき、説得しなければならないのは、目の前にいる母親のような、何も知らない人たちなんだ。この壁がいかに大きくて、分厚くて、小手先じゃ通用しないものか、悩まされる。人を説得するのは難しく、理論や正論がもろく崩れ去ることがいつでも起こりうる。伝わらなければ、言ってないのと同じだ。
僕の家族は変化や革新を望まない。安定と安心があればそれでいいんだ。日本中に同じような人がたくさんいる。僕らの子供や、その先の世代がどうなろうと知ったこっちゃない。目先のことを考えるので精一杯。一生懸命何かをやっている人たちを知りもせず嗤い、疑い、遠ざける。そんな人たちを相手にしなければならないと思うと、憂鬱な気分に苛まれる。
人を動かすにはストーリーが必要だ。物語が必要だ。それは人に憧れを抱かせ、感情移入させ、そして行動を促す。
「今でなければ あなたでなければ ここでなければ」
リノベーションスクールで大島さんが語った言葉だけど、人を説得しなければならない全ての場面において必要な考え方なんだと思う。
ストーリーが語れるようになりたい。人を、良い感情で動かしたい。
「あなたがこれをすることで、喜ぶ人がいるんだ。よかったね。」って。
では。