Wood Program / 北欧の国フィンランドで木造建築

Moimoi. どうも、Taichiです。 森と湖の国ことフィンランドから、建築やデザイン、留学、教育など幅広い分野に首を突っ込んでいきます。

フィンランドについてから三日間の話

Moi.

どうも、Taichiです。

 

とうとうフィンランドに着きました。

Tervetuloa!ってな感じでフィンランド満喫しています。

 

このブログで初めて雑記を書こうと思います。

先に断っておきますが、

 

このブログで一番価値のないエントリーです。(so far)

 

フィンランドに行ってみたいとか、フィンランドが恋しいとか、俺が何して過ごしてるか気になって眠れない!とか、そういう人だけ見てください。

 

KIXからFinnairでHelsinki-Vantaa空港へ

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ついにこの日がやって来た、と言わんばかりに審査官にパスポートを突き出します

そう、一年三ヶ月ぶりに日本を出られる!フィンランドの土を踏める!木々を拝める!

 

ワクワクいっぱいで(顔には出ないけど)搭乗口へ向かいました。

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Priorityの写真を撮ったけど別にPriorityではない。

普通にエコノミーの後の方で乗りました。

 

みなさん、「ラッキービジネス」というものをご存知でしょうか?

名前は今僕がつけたからみなさん知らないでしょうけど、何かしらの理由でエコノミーがビジネスに無料でグレードアップされる現象のことです。

 

前回フィンランドからの帰り、搭乗口で普通にお姉さんに券を渡すと

 

「お一人ですか?」

 

と聞かれました。

もちろん一人なのでそう答えた途端

その方は僕の搭乗券を真っ二つに切り裂きました。

 

「あ、もう日本には帰れないんだ」

 

そう思ったのも束の間、新しい券を差し出したお姉さんは

「行ってらっしゃいませ」

とにこやかに微笑んでくれた。天使か…。

 

そして券を見るとそこには

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「は?」

 

なんと勝手にビジネスにアップグレードされていたのでした。

詳しいシステムはわかりませんが、オーバーブッキングというやつらしいです。

気になる人は調べてください。

 

そして僕はエコノミーの値段で、ビジネスクラスを体験することができたのでした。

(料理が美味しすぎてお腹を壊したのはまた別の話)

 

 

閑話休題

今回はラッキービジネスこそなかったものの、やはりフィンエアーは快適でした。

何より機内食がすこぶる美味しい。

 

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朝10:40から、約10時間のフライトなので、お昼ご飯と到着直前に軽食が出ます。

お昼ご飯は二種類で、カレー風味のなんとか(忘れた)と鶏肉でした。

鶏肉を選んだ理由は、

 

「味付けが日本食だから」

 

これが最後に食べる日本食となると、期待せざるを得ません。

不味かったら嫌だなぁ…。

そんな心配は一瞬で吹き飛びました。めちゃうまい。

 

鶏も蒸し野菜もサラダも全てうまい。機内食ってあんま期待するものでもないと思うんですけど、フィンエアーはすごい美味しいです。ちなみにビジネスはコース料理が出ます。

 

そして驚いたのは、あらゆる種類の料理を用意してくれるところ。

ハラルとかベジタリアンとかビーガンとか乳幼児とか、あらゆる食事を用意してくれます。

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フィンランドに着いてから、これは珍しいことでもなんでもないってことがわかりました。その話はまた今度します。 

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機内の様子はこんな感じ、狭すぎるということもなく、普通です。ビジネスはリクライニングが180°まで倒れます…。「どこまで倒れんねーん!!」てなりました

 

 

 

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機内では映画や音楽も楽しめるんですが、僕はこれが好きです。

 

 

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現在地や飛行状況、現地・出発地・到着地時間などなど、いろんな情報が表示されます。「今ロシア上空飛んでるんだなー」とか。まあロシア上空しか飛ばないんですけどね。

 

 

 

 

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そうこうしているうちに着きました!!天気は快晴!最高!!

 

 

 

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少し歩くと多くの人は右側のトランジット窓口に行ってしまいます。そう、フィンランド目当てでフィンランド行きの便に乗っている人は少数派なのです…。みんな!ヨーロッパに行くときはヘルシンキで数泊してから乗り換えよう!!!

 

 

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フィンランドで一番先に目に入るであろうフィンランド語、Ulos(ウロス)

都市によるんですが、ヘルシンキではフィンランド語とスウェーデン語が公用語に指定されています。西側の都市はだいたいそうかな。東側に行くとロシア語を頻繁に見かけるそうです。ヘルシンキでもロシア語案内を耳にすることはありました。

 

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入国審査へ

 

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あたふたする僕。

 

 

 

無事審査を終え、ついにフィンランド国内へ!!

あー久しぶり。この匂いなつかしいなぁ。

日本の空港は味噌くさいなんて話があるけど、フィンランドのこの匂いはなんだろう。

 

 

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友達のHeidiが空港まで迎えに来てくれました!一年ぶりだ〜〜〜

 

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VR(JRみたいなもん)に乗ってヘルシンキまで行きます。30分くらいかな。

Heidiは明日から一ヶ月北京へ行くので、24時間後また空港へ行ってしまいます。

 

 

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なんども言いますけど、この日のヘルシンキは快晴です!!最高!

日差しは低くて強いんですけど、風がすごくきもちいい。海町なので、風が強い時があります。これは18:40くらいの写真。真昼間かよ。

 

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この日はHeidiの家に泊めてもらいました。この部屋がすごい好きです。

天井が高くて、広くて、夏涼しいし冬はあったかい。物が少ない。俺の家と正反対だ。

「お邪魔しまーす」って行ったらHeidiが「ただいまでしょ」っていうのでめちゃ嬉しくなりました。ただいま!!

 

 

このあとヘルシンキ市内のいろんなとこに行ったんですが(ほとんどはHeidiの雑用について行っただけ)そのうちの一つがAkateeminen Kirjakauppa(アカデミア書店)

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Aalto建築です。でも目当ては建築じゃなくて本でした。

 

 

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サルミアッキのレシピ本。欲しい人いたら日本まで郵送します。

 

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棚一面のベジタリアンレシピ本と誇らしげなベジタリアンの図

 

 

 

今回渡航するにあたって、換金を一切せずに行きました!!

前回は確か600ユーロくらいを現金で持って行ったのですが、その時学んだことは

 

フィンランドで現金持ってる奴いねぇ

 

全部カードで済みます。済ませます。

切符買うのもカード、自販機でジュース買うのもカード、スーパー行ってもカフェに行っても、バーも美術館もレストランも屋台も!!!全部カードです。

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市場の屋台にVISAマークはなかなか面白い。

 

完全なるキャッシュレス社会です。フィンランドは。

唯一現金が使えなかったのは一部の長距離バス、でも事前にチケット買っとけばオッケーです。

 

その反動か、逆に現金を持つ人が少し増えているらしく、どうも大手スーパーなどがカード情報から顧客が何を購入しているのかトレースしているようで、それを嫌う一部の人は脱カード化しているそうです。色々あるもんだなぁ。

 

 

 

フィンランド着いてから色々驚くことがありました。

食文化や環境保護の取り組み、デモやPRIDE、道端で寝っ転がってるおっさんや変な挨拶するスーパーのお兄ちゃんとか笑

一つずつメモして、記録しておかないと慣れてしまってからではそれに気付けない気がして、焦っています。なんせ気になることが多すぎる。

 

ちょっとずつ書いていこうと思います。

今日はこの辺で。

 

では。