お金を積みたいほど狂おしくすきなもの フリー素材と著作権の話
Moi.
どうも、Taichiです。
みなさん、フリー素材って使ったことありますか?
僕は創作をあまりしないのでお世話になったことは数える程しかないのですが、この世には無料で使える音楽や効果音、フォント、イラスト、動画素材などがたくさんあります。ここ数年でよく話題になってるのは「いらすとや」でしょうか。皆さんインターネッツの世界に入り浸ってると、一度は目にしたことがあるかと思います。
可愛い絵柄ですが、たまにぶっ飛んでるイラストが紛れているのも「いらすとや」の魅力です。
僕はこれで腹筋がやられました
いややるけど。
こういったフリー素材というのは、基本的に個人使用であれば無料で使うことができます。しかしそれらを作っているクリエーターたちは何もボランティアでやっているわけではなく、お仕事でイラストを書いたり、音楽を作ったりしています。収益化の方法は人によりけりですが、アフィリエイトの広告収入、より高品質の有料版を用意する、フリー素材で知ってもらって個別の仕事を得る、などなど。完全に趣味でやっている人以外は、何らかの形で収益が入る仕組みを持っています。
いわゆるYoutuberと呼ばれる人たちは、よくフリー素材のBGMを利用しているので
「あれ、この音楽よく聞くけど、前聞いた時は違う人の動画だったな」なんてことありますよね。最近はこういったフリー素材でも、とても質の高いものがたくさんあります。
さて本題ですが、最近狂おしいほど好きな無料の音楽を二つ見つけてしまいました。下のyoutubeの再生ボタンを押してから、残りの文章を読み進めてください。
フリーBGM素材 『Morning』 試聴ページ|フリーBGM DOVA-SYNDROME
ポップ/カントリー。休日の朝、列車に揺られているイメージ。明るい感じ。
なんかもう、聞いてるだけで体が動き出すポップさ。元気なくてもこれ聞くだけで元気が湧いてきます。
この曲はこの動画で初めて知りました。よかったら後で見てください。
実はめっちゃ面白いクトゥルフ神話TRPG - YouTube
2曲目はこちらですが、これは万人向けではないので気になる人だけ聞いてみてください。
この二つの曲、この素敵さ、このクオリティ、これタダでいいんですか?って感じです。
僕は好きなものにはお金を払いたいタイプです。特に最近はTwitterなんかでクリエイターがどんな人か簡単に知ることができるので、「こんな好きな作品を作ってくれてありがとう!応援します!」という気持ちが湧いてきやすいし、直接伝えやすいと思います。しかしこれらの曲自体は無料なのでお金を払うことができない。こういうことを俗に
「振り込めない詐欺」
なんて言ったりしますが、まさにそんな気分。「金払わせろやコラ!」
大抵の創作物は、「好き!」と言ってくれる人の応援で成り立っています。好きなバンドのCDを買い、ライブへ行き、グッズを購入することでそのバンドに収益が入ると、活動を継続できるので新曲がでる。漫画でも音楽でもゲームでも、あるいはWebサービスやアプリケーション、ソフトウェアなどでもそうです。
お金を払う人がいないコンテンツはそれ以上継続することができない。だから僕は好きなものにはお金を払います。
この記事を書こうと思ったのは、振り込めない詐欺に遭ってしまったからというのもありますが、もう一つあります。それは
「価値あるものにお金を払うことを嫌がる人が世の中には結構いる」
ということをひしひしと感じたから。
少し前に話題になった某無料漫画サイトをご存知でしょうか。
作者の体験を基にした3ページの漫画があるので、読んで見てください。
このサイトの仕組みは、運営者が漫画をスキャンしアップロードする。サイトには広告があるので、漫画の閲覧者が増えれば増えるほど、「運営者」に収入が流れます。漫画の作者には1円たりとも入らない。僕がびっくりしたのは、多くの人がこのサイトを「合法だから良いでしょ」「違法なのかどうか判断できない」と言いながら利用していることです。創作がどうやって成り立っているかを知らないのです。これは漫画の例ですが、音楽アプリでも山ほど似たような仕組みのものがあります。
もちろん中には本当に無料で漫画や音楽を楽しめるサービスもあります。音楽だとSpotifyやAWA、漫画では各出版社が提供している試し読みサービスなど(一巻まるまる立ち読み可能なんてところもあります)
これらはアーティストと直接契約し、サービスの収益をアーティストにも還元することによって成り立っています。これらサービスを利用することは全く問題ありません。
きちんと作者に還元される仕組みなのか、それとも悪人が一人儲けする仕組みなのか、見極めるにはそれなりの著作権やネットの知識が必要だと思います。(と言っても調べればすぐにわかる程度ですが)
僕も昔、漫画をタダで読んでいたこともあったし、マジコンも使ってました。音楽もダウンロードしたことあります。分別がなかったといえば言い訳になりますが、すごく後悔しています。正直に言って今の時代、違法にアップロードされたものを目にするな、聞くなという方が無理だと思います。それくらい溢れている。結果的に作者にとって利益があるので、黙認されているものだってたくさんあります。
しかし「価値あるものに対価を支払う」という精神は、誰しも持ってなければいけないものだと思います。そうしなければエンターテイメントは廃れてしまう。
もしあなたが好きな漫画や音楽を「無料で」利用しているとしたら、考え直してもらえると嬉しいです。あなたが好きなモノのために。それが好きな他の人たちのために。そしてそれを作っているクリエイターのために。
では。
暖かいフィンランド、寒い日本
Moi.
どうも、Taichiです。
フィンランドより日本のほうが遥かに寒い。
現在留学開始から半年近く経つんですが、フィンランドには泡で出るハンドソープが無いことに気が付きました。僕はハンドソープは絶対泡で出る派だったので、ここまで気が付かなかったのが不思議です。なんで気が付かなかったんでしょう。
ソープの泡立ちって水の温度が高いほどいいですよね。フィンランドは蛇口をひねれば1秒で熱湯が出せます。(40~50℃くらいまでかな?)だから泡で出す必要がないのかなーと思いました。これには温熱システムが関係してます。
ヘルシンキ市内の90%は温水による熱供給システムが導入されています。発電所やゴミ処理場から出た熱で水を温め、それを市内全域に張り巡らせた管を通し、各建物に供給することで、建物全体を温水で温めています。その管から引いてきた温水が、蛇口からも出る、ということ。
そんなの、光熱費や水道代が高くついてしまうじゃないかと、思いましたか?
うちは水道代が一律月13ユーロ(1700円位)。電気代はタダ、ガスは無いので光熱費0円です。0円で暖かいお湯がすぐでる。これは僕の推測ですが、寒さが文字通り命取りになる国です。住宅を温めて暖を取るのにお金がかかるとなると、貧困世帯は凍え死んでしまいます。それ以前に福祉国家としてしられるフィンランドですから(日本よりも手厚い生活保護制度がある)当たり前といえばそうかもしれません。
さらにフィンランドの建物は断熱が完璧です。(木造のサマーコテージなどは除きます)二重窓はもちろん、玄関やベランダは二重ドア、窓は木サッシです。(アルミサッシは家を冷やす原因のひとつです。しかし安価なので日本ではよく用いられています)家の中から逃げる全体の熱量を100とすると、40~50は窓から逃げると言われます。窓の断熱をしっかりすることはとても重要なんです。日本の一般的な住宅は安価なアルミサッシ、熱ガバガバの窓に、貧弱な断熱材と、先進国で見て最低レベルの断熱しかありません。建築基準法で定められている最高レベルの窓は、ヨーロッパでは基準を満たさないからと使用が禁止されているなんて話も聞いたことがあります。
こんな話をすると、「断熱をしたら夏暑くてたまんないよ。日本の気候には向いてない」なんてことを言われるのですが、全く逆です。基礎化学の知識で簡単にわかることですが、断熱材というのは熱伝導率の低い材料です。夏は屋内より屋外の気温が高いので、日中屋内の温度が屋外温度に近づいていくわけですが、そこに断熱材があれば屋内温度の上昇を防いでくれるのです。断熱材は「暖かい」のではなく「熱移動を妨げる」
のです。また、家の気密度をあげると「そんな息苦しい家住めない」なんてことを言う人がいます。気密された空間は息苦しいのでしょうか? 大前提として、建物というのは換気されていなければなりません。住宅だと0.5回/h以上の換気が必要と定められています。簡単に言い換えると、2時間に一回、家の中の空気がすべて入れ替わるということです。さらに車の中というのは住宅にくらべて遥かに気密性が高いのですが、息苦しさなんて感じたことないですよね。
エネルギー使用量があがる冬季は、いろいろなエネルギー源を使用してるのですが、夏季はゴミ処理場から出るエネルギーのみで賄えるなんて話も聞いたことあります。(ドイツだったかもしれない)化石燃料は減らして、バイオマス(木くずやゴミを燃やしてタービンをまわす)や自然エネルギー、原子力に移行しようというのがフィンランドのエネルギー政策です。数年前、フィンランドの放射性廃棄物最終処理場が完成し、日本の新聞でも取り上げられるほどのニュースになりました。
とにかく、このあたりのゴミ処理、温熱供給や断熱のレベルは日本は到底及ばないんですね。僕の部屋は常時23℃が保たれています。外は氷点下ですが。これに慣れてしまったので、日本の家にかえるのが怖い。目下、実家断熱計画を頭のなかで構想中です。部屋のなかに新しい窓と壁を付け加えて、中に断熱材を入れる…どうかな。
ハンドソープから両国の熱関係の比較、そんな話でした。
では。
HelsinkiのSEXイベント、HELSEXINKIに行ってきた!!
Moi.
どうも、Taichiです。
今日はヘルシンキ市立博物館で開催中のsexイベント、Helsexinkiを見てきました。
残念、全くもって健全な記事です。
タイトルで釣られた方、お疲れ様でした。でも嘘は言ってません、性に関するイベント(展示)です。
ちなみにHelsinkiには正真正銘のSEXイベントが存在します。
気になる方はsEXHIBITIONでググってください。
ーHELSEXINKIとは
入り口にあった展示紹介の文章を要約してみると…
「性的指向や快楽を追求する権利は誰にでもあって、それは性的にマイノリティな人たちであっても等しく与えられるべきものだ!ヘルシンキはその先頭を行ってるぜ!」
って感じでしょうか。
気になる人は自分で読んで見てください。
中身はセクシャルマイノリティの人たちのインタビューでした。しかもほとんどがフィンランド語かスウェーデン語。多分そのインタビューの言語をそのままにしてるんだと思うんですけど、英語が結構なかったです。
内容はその方達が経験してきた辛いことや、自分の悩みを受け入れてもらえた時の喜び、ヘルシンキがいかにマイノリティにとって住みやすい場所であるか、などなど。
つらつらと読んでいたんですが、ふとあることに気がつきました。
「入ってから今まで、”LGBT”の文字を見てないぞ」
日本ではLGBTに配慮を〜とかLGBTの人たち〜とか、盛んに言われてますよね。
僕はここでも盛んに出てくるものだと思ってました。
そこでふと、最初の文章を思い出します。そこにはこう書かれていました。
-Sexual rights are for everyone.
-The Helsexinki exhibition focuses on sexual rights.
これって、別にLGBT,セクシャルマイノリティの展示ではないんですよね。
あくまで性的な権利(Sexual Rights)は万人が持つべき権利だ、と言いたいわけです。
でもマジョリティはその権利が侵されたことはないので、なんのことやらわからない。
だからマイノリティに話を聞いてみよう。そう解釈しました。
LGBTって言葉を使うと便利な反面、複雑でわかりにくい物事を全て4文字に押し込めてしまうことができます。結果、言葉はよく聞くんだけど実態はあまり知らない、ということが起こっています。
人間、よくわからないものには恐怖や嫌悪感を抱いてしまうものです。映画「あん」をみれば、差別がどう起こるのかが手に取るようにわかります。
Helsexinkiの目的は、「マイノリティの問題」を「みんなの権利を守る」という話に置き換え、問題をオープンにすることだと思いました。フィンランドらしいというか、日本でセクシャルマイノリティの展示をするとどうなるんでしょうね、どなたかご存知ないですか?
フィン語ばかりで半分くらいはわからなかったのが惜しかったです。日本でもあればいきたいな。
奥の休憩コーナーにこんなものが。
「あなたは自身の性について考えたことがありますか?」
…みなさんありますか?
その手前にはこの紙とシール
「あなたの性自認に当てはまる場所にシールを貼ってください」
ちなみに僕は迷いなく右下に貼ります。でも
『性ってこんなにグラデーションがあるものなのか?」と驚きました。
正直に言って、シールを真ん中あたりや上半分に貼る人の気持ちは、わかりません。
わからないけれども、
「シールをどこに貼るべきかわからないような人がいる。本当の位置に貼ることをためらう人、嘘の位置に貼ることを強要されている人がいる。」
僕には彼らの気持ちは真に理解できないかもしれないけど、その事実を知ることが大事なんじゃないかと思います。
ーーーーー以下写真ばっかです。ーーーーーー
奥の休憩コーナーというのはこれ。子供楽しそう。
土曜日ということもあって、子供がたくさんいました。親子で美術館、みなさん行ってますか?
LGBTIQって始めて知りました。
いわゆる性的マイノリティの総称として用いられる表現。レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性的アイデンティティが一致しない者)、インターセックス(外性器が男女未分化な者)、の頭文字をとった呼称。また、LGBTIのいずれにも該当しない特性を持つ者を「Queer」と表現して加えた「LGBTIQ」という呼称が用いられることもある。
怪しげなベンチにWelcome!と書かれている。
おっぱいみたいな檻
檻の中にコンドームが置いてありました。
パッケージ良い。使う機会あるといいけど。
フィンランドではコンドーム配布めちゃポピュラーです。
外のベビーカー置き場。ごった返してる。
では。
最近始めたこと
Moi.
どうも、Taichiです。
最近いろんなことを始めました。
Chrome Castめちゃ良いです。リビングのテレビにセットしたら、スマホからいつでもYouTubeやSpotifyを繋いで好きなものを流せます。ご飯作る時食べる時、ぼーっとしてやる気ないときとか、片手で大画面に好きな動画を映しだせるのは画期的です。これでVirtual YouTuberずっと見てます。
僕、iPhone, iPad, Macbook持ってるんですけど、よく「どう使い分けるの」とか「全部いらないでしょ」とか言われます。「絶対必要か」と言われたらNoです。こういうガジェットとかを買う理由って「何かするハードルを下げる為の投資」だと思ってるんですよね。例えばMacbook開く気力がないけど大きい画面で何かを見たい読みたいとき、iPadは超便利です。逆にiPadやiPhoneで長い文章を書くのは辛いですが、Macbookだと気分良くスラスラと書くことができます(ここは好み)
気分が落ち込んでるとき、1日頑張って疲れてるとき、そういうとき何か楽しい動画でも見れば笑って、元気になって、少し気分がよくなる。そうわかっていても、落ち込んでいればいるほど何かをするハードルがめちゃくちゃ高く、結局何もしないまま落ち込んだままで寝てしまうことありますよね。そんなとき「これ買っててよかった」って思いたいじゃないですか。書いてて自分でもよくわからなくなってきたのでやめます。
ー「自分ルール」を始めた
あるアプリの名前です。
これたまたまツイッターで流れてきたんですけど
これまんま高校受験の時やってたし、ポイントたまりすぎて崩壊するくらい勉強してた、楽しすぎて。
— TAICHI (@Taichi_archi) 2018年1月5日
過去試して成功した事例があるので、即ダウンロードしました。ちなみに中学の時は勉強時間x0.1時間、ゲームをしていいみたいなルールを作ってたんですけど、貯まった時間が50時間超えたあたりからどうでも良くなって、ずっと勉強してました。
これって「ポイントを貯めること自体を目的化して、諸々のやらなきゃいけないことを『全てポイントの為』にできる」ってことが大事なんですよね。つまりやる気の根源を一本化して思考を楽にする装置、みたいな。「やらなきゃなーでもめんどくさいなー」とか「やれば得られるメリットははっきりしてんだけどどうも体が動かない」みたいな時の初動がすっとできるようになる。そうやってグダグダしてやるかやらなか悩む時って超非生産的だし疲れるじゃないですか。これめちゃおすすめです。僕が何を設定しているかというと
まずはめちゃくちゃ単純なとこから。こうやってポイントゲットのハードルをうんと下げておくことで
「今日は何もしてないし、ポイント貯まらなかった。もうやめよう。」
となることを防ごうという寸法です。とりあえずアプリ開かないと、続けないと。
次は運動系。ラジオ体操のポイントが異様に高いのは、これさえやれば他の筋トレ項目のハードルが下がるし、体操だけでも毎日続ければ運動不足解消にはなるだろう、と思ったからです。実際ラジオ体操の後最低でも筋トレ2項目はできてるし、我ながら名案だったと思ってます。初めて1週間弱だけど、筋肉痛が取れません。
とにかく朝が弱いんです。こればっかりは本当に治しかたがわからない。
僕、朝は別人のように機嫌が悪い。目が醒める間際に変な妄想に取り憑かれて1、2時間ベッドの上なんてザラで、そのせいで授業に遅刻します。真剣に医者にかかろうと思ってるんですが、機会がなくてズルズルとしてます。何が原因なのか自分でもわからないのが辛い。ストレスは間違いなく一要因なんですが。
お肉食べないは、最近肉食べないことへのモチベーションが下がってるので、Meat Free Mondayみたいに、「今日は1日食べないぞ」って決めた方が楽かなと思ったので。偶然肉食べない日も多いですが。
他にも色々設定してます。ポイントの付け方は他のタスクと比較して、重要度とかハードルの高さを加味してます。基本方針は「しなかったことは罰さない、やったことに報酬を」です。甘々かもしれませんが、罰があると継続できないかもしれないので、やってません。とにかく継続が何においても大事。1日1ポイントでも、続けることに意味がある。
ー筋トレ始めた
自分ルールを始めると同時に。
ずっとずっとズーーーっっとやりたい、やらなきゃ、やった方がいいって思ってたんです。思ってただけなんです。でもやる気がない、モチベーションが足りない。今1週間は続いてるので、このまま習慣化していきたいです。
ープログラミングの勉強を再開した
去年の4月ごろかな、Rubyの勉強を始めていました。ドットインストールとProgateというサイトで学んでます、めちゃおすすめ。
いつでもどこでも出来ることでお金が稼げたら、自由にいろんなことに挑戦できるかなと思って、プログラミング始めたくて、何と無くRubyを選びました。基本のキがわかる程度までは進めたんですが、「お金稼ぎたい」という漠然とした動機しかなかったんで、続きませんでした。そもそもRubyで何ができるのかいまだにわからない。
で、昨年末からのVYoutuberの流行で、僕もどっぷりとハマってしまったんですが、特に「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」ことねこますさんのサクセスストーリーっぷりに当てられてしまいました。
やらなければ、始まらない。
UnityとVRでかわいくなりたいけど、UnityにはJavaScriptの知識がいるそうで。
ちょうど友達がJavaScriptをおすすめしてきたり、何か学びたい(建築以外で)と思ってたので、ドットインストールのJavaScript編から始めました。
自分じゃない何者かに憧れたり、変身願望って誰にでもありますよね、ありませんか?
技術ってほんとすごいなって思います。そして人の遊びに対する熱意。趣味とか楽しいことに対する熱意が一番パワーあると思います。
はっきりした動機ができたので、これも続けていきたいと思います。
ーお絵かき始めた
絵の練習も始めました。これも同じくズーーーーっとやりたいやらなきゃって思ってました。でもちょっと練習したくらいの絵じゃうまくなるわけないし、そんな下手な絵を見続けてはやる気をなくすというのを繰り返していました。これもモチベーションとハードル下げを自分ルールに任せることで、下手なりに続けようという気持ちになってます。Twitterで別垢作って毎日あげてます。でも知ってる人に到底見せられるもんじゃないので、絶対教えません。
新年だから始めたってわけじゃ必ずしもないんですが、色々と新しいこと始めてます。
正直今の生活で閉塞感感じていて、何もしないまま数ヶ月過ごしてきたので、やりたいことやりたかったことをこの際始めてみようと思った結果です。
ブログももうちょっと気軽に更新しよっかなって思ってるので、また読んでください。
では。
■
Moi.
どうも、Taichiです。
どれだけ物事がうまくいかなかったとしても
失敗続きで何もかも放り投げてしまっても
過去に理由をつけることは後からいくらでもできる。
だからこの数か月間をなかったことにはしたくない。
しばらく人生の休暇をとっていました。すべきことは一旦全部ほっぽりだして、自己防衛の為の自堕落を肯定して、好きなことだけやってました。
そのせいで失ったこともあるけど、メンタルは大分回復して、新学期を迎えられそう。
もし今留学を終えたとすると、「留学で何を学んだか」と問われると、何もなかったと答えるしかないと思います。当初の目的としては。
建築や林業のことはほとんど学べてません。建築に至っては、学べるスタートラインにも立てていなかった。基礎的なこと、設計やデザインをもっとやってからきていれば、もっと充実してただろうと思う。
というのも、Wood Programの内実は大学院レベルだったんです。授業が始まってからしりました。学部2年生を終えただけの自分にはハードルが高かった。授業もスタジオも。周りは院生や仕事の経験がある人ばかり、ほぼグループワークしかないWPのスタジオでは何もできずわからず、わからないことを聞こうとしてもすべてわからない、わからないことがわからないような状況で、さらに公私ともにいろんなことが相まって精神のHPをゴリゴリと音を立てて削られ、11月ついに学校に行くことをあきらめました。
もともと、秋から冬にかけて精神的に落ち込む嫌いがありました。高校の時不登校になったのも、受験勉強の意欲が停滞してくるのも、仲良かった友達を避けて無意識に顔を合わせないよう行動し始めるのも、全部この時期。
元来の性なのか、日照時間やらの環境的な原因なのか、あるいは鬱かなにかの精神病なのか。きっとすっぱり分けることはできなくて、まじりあってるんだろうと思います。
でも自分のことを考えて、それに向き合った期間でもありました。
人に言えるような学びはないけれど、自分のことを知る上では貴重な時間だったと思いたい。
フィンランドは精神病もごく一般的に受け入れられています。高校や大学には専門のPsycologist、精神学者がいて、だれでも相談できるようになっています。
友達や先生も、その時の僕の状況を話すと、こぞってそのサイコロジストのところへ行ってみるといいよ、とアドバイスをくれました。
学校のカウンセラーに相談しに行ったり、精神科を受診することは日本では敷居が高いと思います。カウンセリングというものを初めて受けて、その重要さを身をもって理解しました。高校の時にこんなのがあれば、もっとましな高校生活を送っていたんじゃないかと。
そして、周りの友人や師、そして家族が、自分の精神安定に大きくかかわっていたことを知りました。
人間だれしも自分を語りたい。自分の話を誰かに聞いてほしい。
母国語と母国の文化から切り離された状況で一番感じたことです。
と、ここまでは12月中旬までの話。
クリスマスが明けたころ、友人が日本から遊びにやってきました。
偶然が重なって、その時期にトビタテの人たちとも会って話をする機会があって、本当に久しぶりに楽しく話をしました。ずっと連絡をしていなかった日本の友達や師とも電話をしたり、失っていたものをすこしずつ取り戻している実感があります。
新学期が明日から始まります。
Wood Programには、残念ながら今後かかわることができなくなってしまいました。
とれる授業をこなして、木に触って、なんとかやっていきたいと思います。
お正月がなくて全く新年感がないんですが、気持ちをきりかえて明日から頑張ります
では。
留学したいと思っている人たちへ 留学の始め方
Moi.
どうも、Taichiです。
日本人が海外に住む時にホームシックになりがちな原因として
「お風呂に入れない」
がトップ3に入ると思うんですが、フィンランドに住む人に限っては少ないと思うんですよね。なぜならサウナがあるから。
フィンランドの人口よりサウナの数の方が多いんじゃないかと言われるくらいサウナがあるんですが、大抵のアパートには地下や最上階に共有のサウナが付いています。ヘルシンキだと街中にたくさん公衆サウナがあって最近ではおしゃれな雰囲気のものも。
そして僕が住んでいるアパートには部屋の中に専用のサウナがあります。バスルームにシャワー、洗面、トイレ、洗濯機、そしてサウナ。遊びに来た建築の人に
「この配置は見たことないわ」
と言われました。そらフィンランドにしかないからね。
別荘のサウナでない限り(フィンランド人は大抵サマーコテージを持っている)
プライベートなサウナに入るのは高くつくので、この家を借りられて本当に良かったとしみじみ思います。
お風呂もそうですが、サウナに入っている間は基本的に何か考えることしかすることがない。ふと、ちょうど一年前トビタテの応募資料を書いていたこと、そして二年前Wood Programに行こうと決意した時のことを思い出しました。
何事も思い立ったらすぐやりたがるたちなので、初めに取り掛かったことは「フィンランド語を勉強する」こと。これを未だに続けていることに自分でもびっくりしますが、あの時始めていなかったら留学すら怪しかったと思います。
というのも、勉強を進めるうちに使い始めたアプリの中に「Hellotalk」というのがあって、いわゆる語学交換というやつ。僕の場合だと「フィンランド語勉強したい日本語ネイティブと、日本語勉強したいフィンランド語ネイティブを自動でマッチしてくれる」アプリです。とにかく覚えたばかりのフィンランド語を使いたかった僕は片っ端からフィンランド人にスパムして、勉強を続けました。
大抵の人とは挨拶と自己紹介くらいで会話が止まってしまうのですが、フィンランドまで会いに行くほどの友達が数人できて、そのうち2人はその後、僕の人生を大きく変えてくれました。
もちろんフィンランド語で会話はまだできないのでずっと英語で彼らとやりとりをしていたのですが、今思うとひどい英語を喋ってたなと思います。でもその劣等感や憂鬱な気持ちよりも何かを伝えたい気持ちの方が優っていたので、その後2年間ほぼ毎日チャットをしていました。
留学先に来てから気づいたのですが、多くの留学生は留学先に友達がいない状態でやって来ます。中には英語で会話した経験がほとんどない人もいるかもしれません。たまたま、検索か何かで見つけたアプリを始めたことがきっかけで、僕の留学はハードルがかかとくらいまで下がったんじゃないかと思います。
留学は飛行機に乗ってから始まるんじゃないんですよね、いきたいと思った時から始められます。そしてその小さい一歩が、次の一歩を踏み出しやすくして、少しづつ現実味を帯びて、気がついたら現実になってる。
今こうしてサウナに入っているのは、夥しいほどの偶然の産物だなぁと思いながら過ごす夜でした。
タリン滞在は5日以上をオススメする理由
www.from-estonia-with-love.net
こちらのブログについてはいろいろあるのでとやかく言いませんが、この記事は優秀だと思います。
- 滞在にコストがあまりかからない
- 旧市街だけでなく新市街や地元のホットなエリアもくまなく楽しめる
- 毎日歩くだけでも楽しい
- Simカードが7日間有効で5GB使える
- 交通機関乗り放題カードが5日間有効
- 日光(ビタミンD)をチャージできる
滞在にコストがあまりかからない
はすでに述べた通り、物価が安いからです。僕は4泊5日で交通費、宿泊費含め約300ユーロ、4万円ほどしか使いませんでした。これでも自炊は一切せず全て外食で済ませ、毎晩ビールを飲んでいます。ヘルシンキで同様の生活をすると…考えただけでも恐ろしい。たちまち破産に追い込まれます。フェリー代は往復40ユーロ。これは朝一番、8時の便を予約したためです。多くの人は酒を飲んでいるので、帰りの便は遅いほど高くなって行くんですね。ヘルシンキでたまたま会ったエストニア人のおじさんによると、エストニア国内でチケットを買うと10ユーロで済むとか…。
旧市街だけでなく新市街や地元のホットなエリアもくまなく楽しめる
エストニアに来てから気づいたのですが、ヘルシンキには高層ビルはありません。同じ古い町並みを残すヘルシンキとタリンですが、その保存の哲学はまるで違うように感じます。何かにつけてヘルシンキとタリンを比較し、思考に耽る日々でした。
毎日歩くだけでも楽しい
Simカードが7日間有効で5GB使える
交通機関乗り放題カードが5日間有効
日光(ビタミンD)をチャージできる
ちゃうねん!!まだ、寒いの!! 夏はこれから!!