HelsinkiのSEXイベント、HELSEXINKIに行ってきた!!
Moi.
どうも、Taichiです。
今日はヘルシンキ市立博物館で開催中のsexイベント、Helsexinkiを見てきました。
残念、全くもって健全な記事です。
タイトルで釣られた方、お疲れ様でした。でも嘘は言ってません、性に関するイベント(展示)です。
ちなみにHelsinkiには正真正銘のSEXイベントが存在します。
気になる方はsEXHIBITIONでググってください。
ーHELSEXINKIとは
入り口にあった展示紹介の文章を要約してみると…
「性的指向や快楽を追求する権利は誰にでもあって、それは性的にマイノリティな人たちであっても等しく与えられるべきものだ!ヘルシンキはその先頭を行ってるぜ!」
って感じでしょうか。
気になる人は自分で読んで見てください。
中身はセクシャルマイノリティの人たちのインタビューでした。しかもほとんどがフィンランド語かスウェーデン語。多分そのインタビューの言語をそのままにしてるんだと思うんですけど、英語が結構なかったです。
内容はその方達が経験してきた辛いことや、自分の悩みを受け入れてもらえた時の喜び、ヘルシンキがいかにマイノリティにとって住みやすい場所であるか、などなど。
つらつらと読んでいたんですが、ふとあることに気がつきました。
「入ってから今まで、”LGBT”の文字を見てないぞ」
日本ではLGBTに配慮を〜とかLGBTの人たち〜とか、盛んに言われてますよね。
僕はここでも盛んに出てくるものだと思ってました。
そこでふと、最初の文章を思い出します。そこにはこう書かれていました。
-Sexual rights are for everyone.
-The Helsexinki exhibition focuses on sexual rights.
これって、別にLGBT,セクシャルマイノリティの展示ではないんですよね。
あくまで性的な権利(Sexual Rights)は万人が持つべき権利だ、と言いたいわけです。
でもマジョリティはその権利が侵されたことはないので、なんのことやらわからない。
だからマイノリティに話を聞いてみよう。そう解釈しました。
LGBTって言葉を使うと便利な反面、複雑でわかりにくい物事を全て4文字に押し込めてしまうことができます。結果、言葉はよく聞くんだけど実態はあまり知らない、ということが起こっています。
人間、よくわからないものには恐怖や嫌悪感を抱いてしまうものです。映画「あん」をみれば、差別がどう起こるのかが手に取るようにわかります。
Helsexinkiの目的は、「マイノリティの問題」を「みんなの権利を守る」という話に置き換え、問題をオープンにすることだと思いました。フィンランドらしいというか、日本でセクシャルマイノリティの展示をするとどうなるんでしょうね、どなたかご存知ないですか?
フィン語ばかりで半分くらいはわからなかったのが惜しかったです。日本でもあればいきたいな。
奥の休憩コーナーにこんなものが。
「あなたは自身の性について考えたことがありますか?」
…みなさんありますか?
その手前にはこの紙とシール
「あなたの性自認に当てはまる場所にシールを貼ってください」
ちなみに僕は迷いなく右下に貼ります。でも
『性ってこんなにグラデーションがあるものなのか?」と驚きました。
正直に言って、シールを真ん中あたりや上半分に貼る人の気持ちは、わかりません。
わからないけれども、
「シールをどこに貼るべきかわからないような人がいる。本当の位置に貼ることをためらう人、嘘の位置に貼ることを強要されている人がいる。」
僕には彼らの気持ちは真に理解できないかもしれないけど、その事実を知ることが大事なんじゃないかと思います。
ーーーーー以下写真ばっかです。ーーーーーー
奥の休憩コーナーというのはこれ。子供楽しそう。
土曜日ということもあって、子供がたくさんいました。親子で美術館、みなさん行ってますか?
LGBTIQって始めて知りました。
いわゆる性的マイノリティの総称として用いられる表現。レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性的アイデンティティが一致しない者)、インターセックス(外性器が男女未分化な者)、の頭文字をとった呼称。また、LGBTIのいずれにも該当しない特性を持つ者を「Queer」と表現して加えた「LGBTIQ」という呼称が用いられることもある。
怪しげなベンチにWelcome!と書かれている。
おっぱいみたいな檻
檻の中にコンドームが置いてありました。
パッケージ良い。使う機会あるといいけど。
フィンランドではコンドーム配布めちゃポピュラーです。
外のベビーカー置き場。ごった返してる。
では。